共著者が「英文校正を受けたのに査読者から英語の質を指摘された」と不満そうだったので、サバティカルのときに作った自分用メモを渡した。 年末年始に論文を書こうという方、ご笑覧ください。年始に執筆会やりたい。 https://t.co/koSG76i4Vs
![高橋 史 Fumito Takahashi on Twitter: "共著者が「英文校正を受けたのに査読者から英語の質を指摘された」と不満そうだったので、サバティカルのときに作った自分用メモを渡した。 年末年始に論文を書こうという方、ご笑覧ください。年始に執筆会やりたい。 https://t.co/koSG76i4Vs"](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b93ea4f0bb1314f105155b2b1327e47395432f81/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpbs.twimg.com%2Fmedia%2FFHwFPPnaMAMkuIi.jpg)
共著者が「英文校正を受けたのに査読者から英語の質を指摘された」と不満そうだったので、サバティカルのときに作った自分用メモを渡した。 年末年始に論文を書こうという方、ご笑覧ください。年始に執筆会やりたい。 https://t.co/koSG76i4Vs
いかにも卒論生が尋ねそうな質問なので、自分のところの学生に答える際の下書きとして回答してみます。 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp 論文とは何か 少なくとも「~科学」において、研究とは誰も知らなかった科学的に観測・観察された事実や、既に報告されている科学的に観測・観察された事実と整合する新しい科学的知見を得て、それらを世界に(実際にはある分野の科学的コミュニティーに)報告する活動を言います。慣習的に報告の際に使用されている媒体が論文です。なので、論文は報告書の一種です。 論文は報告書の一種ですから、伝えたいことを誤解なく、簡潔に、読者に伝わるように書くのが良しとされます。この目的の下で研鑽されてきた文書構成の一つがIMRAD(Introduction, Methods, Results, And Discussion)です。 科学コミュニティーの構成員が、新しく報
0.Ars longa, vita brevis 本稿は、査読論文がなかなか書けずにいる人文系の大学院生に向けて書かれている。 日本の人文系の院生は研究職を目指している場合が多く、そのためには業績が必要になる。具体的には、諸学会が発行するジャーナルに学術論文を投稿して、査読と呼ばれる審査過程をクリアし、採用・出版にこぎつけなくてはならない。 わたしはまだ就活を経験していない院生だが、大学による公募要項を見るかぎり、業績は最低3本必要である。だから、博士号の取得を終えた時点で就活に移るとすると、博論のまえに3本の査読論文を書かなくてはならないことになる。……じつは実情はそうではないのだが、とりあえずこの前提で話を進めよう。 ところで以前、私は「文体を作ろう!」というエントリを書いたことがある。そこで紹介したのは、英作文の初級者から中級者に移行するための、そのためだけの、方法論だった。当時の私
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An enhanced and expanded version of PHRASEBANK is available in PDF or Kindle format: Home page The Academic Phrasebank is a general resource for academic writers. It aims to provide you with examples of some of the phraseological ‘nuts and bolts’ of writing organised according to the main sections of a research paper or dissertation (see the top menu ). Other phrases are listed under the more gene
研究室内文書から転載します。前回のエントリ「よい論文の書き方」と多少重複してますが、修論(D論)執筆についての注意ポイントです。おもに工学系(コンピュータサイエンス系)論文を想定しています: まず「結局この修論では何を研究した(何を明らかにした、何を解決した)」を明確にしておく。1センテンスで書けるか。3項目ぐらいの箇条書きでまとめられるか。メインクレーム、イシューセンテンスなどと呼ばれる。(参考:クレーム(claim)とは)。論文を書く段階になってまだここがふらついている場合は、まずまともな論文にはならない。研究を着手する段階から常に意識しておくことが望ましい(「1センテンス、数項目で書ける」内容なので、研究の進捗に伴って変化することもありえる。が、考えなしに漫然と作業していて、さあ論文(修論・博論)まとめられるか、といってもそれは無理)。 誰に読んでもらう文書(論文)なのかを認識する。
Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しい本が出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷
書き物をしていて煮詰まっているという人には、いつもする話があるから、今日はそれを紹介しよう。 レヴィ=ストロースはこんな風に書く。 「私のなかには画家と細工師がおり、たがいに仕事を引き継ぐのです。 カンバスに向うまえにデッサンをする画家のように最初の段階では、まず書物全体の草稿をざっと書くことからはじめます。 そのさい自分に課する唯一の規律は決して中断しないことです。 同じことを繰り返したり、中途半端な文章があったり、なんの意味もない文章がまじっていたりしてもかまいません。 大事なのはただひとつ、とにかくひとつの原稿を産み出すこと。 もしかしたらそれは化物のようなものかもしれませんが、とにかく終わりまで書かれていることが大切なのです。 そうしておいてはじめて私は執筆にとりかかることができます。そしてそれは一種の細工に近い作業なのです。 事実、問題は不出来な文章をきちんと書き直すことではなく
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