桜の季節がめぐってきた。花見シーズンは、昨年最も多くの訪日客がやってきた中国からもたくさんのファンを運んでくる。中国で高まる花見ブームを前に、商機を逃すまいと日本の受け入れ側も対策を練っている。 桜の名所、東京・上野公園。1日、桜のトンネルの下は多くの花見客でごった返し、あちこちで中国語が飛び交う。上海から4人の友人と訪れた女性会社員、趙菁芳さん(30)は3度目の日本旅行。「今回の目的は桜。こんなに桜だけが咲いている場所は初めて。感動した」。桜に合わせて買ったピンク色のコートを着て、記念撮影していた。 中国の多くの旅行会社は、サイトで「桜 東京、箱根、鎌倉、大阪5泊6日旅行」「九州の花見の名所ツアー」などとPRし、色鮮やかな各地の桜の写真をふんだんに掲載している。 中国のオンライン旅行サービス大手、携程旅行網(シートリップ)の担当者は「以前と違い、サイトや微信(中国版LINE)などできめ細
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