リーグ戦では降格圏の17位と絶不調を囲っているドルトムントは、逆にチャンピオンズリーグでは絶好調でこの日もホームで対戦したガラタサライを4-1で一蹴、4連勝を飾って早々にグループリーグ突破を決めてしまった。 ドルトムントが決めた4点の中で香川が絡んだのは1回、それもショートコーナーからのふんわりした香川のクロスをいったん競った後にこぼれ球をパパスタソプロスが押し込んだもので、前半にあったアウトにかけて巻いたシュートも決まらず、強い雨が降っていてトラップも安定せずと、彼自身のプレイもあまりキレがなく後半17分にギュンドアンと交代。その後にドルトムントがカウンターから2点のダメ押しと、一見するとそんなに香川が活躍していなかったようにも見える。 しかし個人的には、香川個人としてはパッとしなかった前半の戦いこそが、ゲーゲンプレス戦術の要であるポスト役として不可欠だったレヴァンドフスキの不在で苦しむ