第46回衆議院議員総選挙が実施され、自民党が圧勝した。 マスメディアの流布した情報が現実化した。 今回の選挙結果を生み出した要因は以下の三点である。 第一は、政権与党の民主党が主権者国民から総スカンを喰らったこと。 菅直人首相、野田佳彦首相の行動実績を見れば、この民主党が主権者国民の信頼をことごとく失うことは当然のことである。 第二の要因は、民主、自民に対抗する、いわゆる第三極陣営が、マスメディアの偏向情報操作によって攪乱されたこと。 本来は、民主党内で主権者国民との約束を守ろうとして民主党を離党して新党を結成した勢力が、民自に対抗する第二極、あるいは第三極の中核に位置すべきであった。 しかし、これをマスメディアが徹底的に妨害した。 妨害の方法は、小沢一郎氏を貶める報道を全開の状態にしたことと、橋下徹氏を誇大宣伝し続けたことである。 橋下新党を大宣伝し続ける一方で、小沢新党については完全に
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