米アップルが28日に日本国内で発売する新型の多機能情報端末「iPad(アイパッド)」の取り扱い店舗を大幅に絞り込んでいることが分かった。家電量販店最大手のヤマダ電機では、直営約580店舗のうち1割の57店でしか販売できないという。ブランドイメージを高めるための選別とみられるが、アップルは大手量販店のネットサイトでの自社製品の販売も停止させており、波紋を呼びそうだ。 [フォト]「Appleの意向で」ヨドバシ通販、Apple製品の扱い中止 業界2位のエディオンでも取り扱い店舗は直営418店のうち10店にとどまる。アップルから“独占”販売権を得たソフトバンクですら店頭での扱いは直営16店舗だけで、約2500店の系列ソフトバンクショップでは販売できない。 アップルの直営店を含めても購入できる店舗は極めて限定的となる。話題性が高く、ヒットが確実視されているだけに、取り扱っていない店舗に購入希望