iOSマルチタスク機能を利用すれば、アプリを閉じても裏で動いてくれて、アラームを簡単に作れるじゃないかと思う方が多いかもしれません。「録音アラーム」を製作前の私もそう思いました。実は、iOSのマルチタスク機能では、アプリが本当に裏で動いているわけではありません。動いているように見せかけるため、iOSから提供されている八つのサービスを利用しているだけの話です。今回の「録音アラーム」はそのサービス中のひとつ「ローカル通知」を利用しました。Apple社から提供されたマニアル「Local および Push Notification プログラミングガイド」を読めば、だいだいのやり方がわかると思います。でも、そのまま利用しても貧弱な機能しか作れません。ここでは、ローカル通知の「貧弱」な機能を利用して、どうやってスヌーズ機能を実現したのかを説明してみます。 1、ローカル通知の設定 A、設定の基本 ロ