- 44 - 振動力発電 齋藤 晴樹、伊藤 翔平、今尾 麻人、大畠 雅裕、千吉良 岳 1 研究の概要 現在、エネルギー資源の枯渇と火力発電などによる大気汚染が深刻な問題となっている。そんな中 で、安定したクリーンなエネルギーとして注目されている振動力発電について学び、新たなエネルギ ー資源としての利用価値を確かめ、その応用として実用化を目指し、性能実験を踏まえた研究を進め ていく。 2 内容 (1) 研究の目的 振動とは本来、ある作業を行うにあたって副産物的に発生する「余分な」ものであり、場合によっ ては公害になることすらある。その「余分な」ものを発電に利用するという画期的なアイデアに心を 打たれ、この研究を行うことを決心した。 (2) 研究方法、解析方法 ① バイモルフ(圧電素子)の発電特性の調査 目的:研究の前段階として、圧電素子はどのような発電特性をもっているのかということ調べる