この5本のレンズは、ライカの35mm一眼レフ用の標準レンズ、 SUMMICRON 50mmF2 です。 カムの違いで、それぞれ、「1-CAM」「2-CAM」「3-CAM」「R-Only」「ROM」と5種類に分かれています。 って、思わず「何コレっ?!」と叫びたくなるこの「カム」とはなんでしょう? それは、レンズの絞り情報をカメラに伝えるためのもので、ライカの35mm一眼レフの世代交代に伴い変化していったものなのです。 ↑ 「Leicaflex SL2」 ↑「Leica R6.2」 ↑ 「Leica R9」 それでは、順番に見ていきましょう。 このレンズは、「1-CAM」です。レンズの後ろ側、マウントの内側の銀色の部分がそれです。 これは、最初のライカ製35mm一眼レフ「Leicaflex」(1964)用のものです。 こちらは、「2-CAM」です。1CAM の反