チヴィタ・ディ・バーニョレージョは、首都ローマがあるラツィオ州とウンブリア州の境に位置します。 町は、古代ローマ時代よりもさらに古い、エトルリア時代に築かれたもの。それは2500年以上前のことと言われています。イタリア中部の先住民族であったエトルリア人は、近隣都市であるオルヴィエートやコルトーナと同様、丘上都市チヴィタ・ディ・バーニョレージョを造り上げました。彼らにとって、崖の上の町は、敵から身を守るための天然の要塞だったのです。 町への出入り口は、長さ300メートル以上に及ぶ一本の細い橋だけ。チヴィタ・ディ・バーニョレージョの住民は、昔からこの橋を行き来して生活してきました。町をぐるりと囲む、侵食によってできた谷には、時には雲や霧が立ち込め、あたかも街ごと天空に浮いているかのように見えることがあります。その幻想的な姿は、ジブリ映画『天空の城ラピュタ』のモデルになったのではないかともいわれ
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