だが説明会の言葉とは裏腹に、同校の卒業率は低い。例えば今年3月卒業の5期生は31人が入学し、卒業したのは15人と約半数だ。日本医師会の調査によると、准看護師学校の卒業率は約75%。半数というのは異常な数字である。また現在も通っている6期生は37人が入学し、2年生に上がったのは19人だけである。一体なぜなのか。 「原因は大橋先生のパワハラです」 こう語るのは別の生徒だ。同校は大橋氏も授業を持つが、まともに授業をしないことが頻繁にあるという。 大橋医療高等専修学校の入るビル 「説教が長い。例えば授業中に指され、少し答えに窮すると、『何で分からないの』と説教が始まる。時には90分×2コマ分、説教で終わることもあるし、『カス』『アホ』『認知症』などの暴言を吐くこともある」(同前) 昼休みも説教を続け、慌てて副校長が「昼食を食べさせて!」と、飛び込んできたこともあるという。また、日直が学級日誌を書か
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