「あなたは感情が顔に出やすいから、気をつけなさい。」 亡き母に、子どもの頃から、大人になってからも言われていたことを思い出す。 母は、私の気持ちなんてなんにもわかってないくせに、わかったようなことを言う。 言われた時は、腹立たしくて、虚しくて、やりきれない思いをぐっとこらえていたけれど、確かに、その指摘は当たっている。くやしいけれど。 私は、結構感情が表に出る。特に苛立ちの感情が。 ただ、よほどのことでない限り、苛立たないつもりなのだ。自分では。 前の職場にいた、仕事中にネットサーフィンしているくせに「忙しぶって」残業して、定時に帰るパートにイヤミったらしい同僚にも、 PTAの役員活動中、一度まとまった話を、自分の思う結果になるまで何度も蒸し返すお局保護者にも、 苛立ちを醸し出すのは建設的ではないやり方だと思うから、むっ(怒)?としても、努めて口角(頬)を上げ、頑張って笑顔を作る。 それで