こんばんは。どこかの誰かさんです。 突然ですが、高尚な趣味と低俗な趣味ってあると思いませんか?色々な趣味の中でも読書って高尚な方に分類されがちだと思うんです。では、何でそう見えるのか?今回はそれについて掘り下げた思考の途中生成物です。 自傷行為としての読書 読書について考えるときに最初に浮かぶのは見城徹の「読書という荒野」です。彼ほどの熱さを以てではないけれど、方向性としては僕も似た読書観を持っています。 自分の安っぽいプライドを切り裂き、自分の心の闇よりも遥かに深い闇を見せつけられ、人間としての虚無感に苛ませられるための読書。読書はそういう自傷的な行為だと思っていますし、そういう本こそ読みがいがあると思っています。その痛さが気持ちいいんだわ。 でも逆に言えばそれだけです。読んで、思考を揺さぶられて、エネルギーを消費して、自分が痛がって、それで終わり。そこに高尚とか低俗みたいな相対的な価値
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