今年もまたこの季節がやって来た! 洋楽ファン注目の音楽の祭典、グラミー賞。49回目を迎える今回も、2月11日(日本時間12日)にロサンゼルスで行われる。これまで、音楽史に残る数多くのドラマを演出してきたグラミー賞。派手な独占状態から、群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)な大接戦まで、さまざまな受賞模様が繰り広げられてきたが、さあ今年はどうか!? 主要4部門を占ってみよう。 まず今年の大本命と目されているのがメアリー・J.ブライジであるのは間違いない。“グラミー前哨(ぜんしょう)戦”とも呼ばれている、12月に行われたビルボード・アワードで9部門を独占。今回のグラミーでも最多の8部門にノミネートされているメアリー。日本ではそこまでヒットした印象こそないものの、『ビー・ウィザウト・ユー』は本国アメリカでは大ヒットした、彼女の代表曲のひとつ。 だがそれ以上に今回のこのノミネーションには、マライア・キャリ