2017年6月11日 9時46分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 京都市にある「餃子の王将」出町店の店主を取材している 35年の間、お金がなくても食後30分の皿洗いで代金を無料にしてきた 「金がなくても腹は減る。学生は勉強してえらい人になったらええ」と話した 「めし代のない人 お腹いっぱい ただで食べさせてあげます。但し食後30分間お皿洗いをしていただきます。18歳以上の学生さんに限定」 こんな張り紙を玄関先に掲げて、多くの若者に親しまれてきた店が、京都市上京区の学生街にある。「」出町店だ。店主の井上定博さん(67)は「皿洗いした学生の中には、弁護士になった人もおんねんで」と目を細める。 井上さんは23歳のころ「餃子の王将」で働きだし、いくつかの直営店の店長をつとめた後、フランチャイズの「出町店」をオープンさせた。直営店の店長時代と合わせて35年間、「皿洗い30分」で定食を