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映画監督若松孝二公式サイト「11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち」「海燕ホテル・ブルー」「千年の愉楽」
ハイビジョンは映画をつぶす ハイビジョンのテレビを昨年末に買って見てるうちに、テレビでやっている映画の画像が鮮明なのに驚いた。まぁ、そりゃそうだ。今までのテレビは19インチの普通の液晶だったけど、ハイビジョンテレビなら地デジのハイビジョン画質の映画を見ることができるわけだ。これが本当にきれい。 映画サイトをやっている人間がなんだが・・・映画界とレンタルビデオ業界大丈夫?わしこれだとテレビで映画やるまでまっちゃうよ?日本の映画業界は本当、くだらない縄張り争いみたいな事をやめて、映画を見に行くことに意義を感じさせる事をやらないといけないんじゃないだろうか・・・。 すでに映画を見に行くには様々な障壁があると思うんですよ。そもそもまず外にいかないといけない、ということ。チケットがすげぇ取りづらいということ(空席の状況とかわかんないし、そもそも購買方法がうざすぎる)。行ったところで席が汚い、狭いとこ
若者を対象にしているということで、中高生の気持ちで見た。ちなみに原作は読んでいないし、できるだけ予備知識なしで挑んだ。 決して視線を交わそうとしない、人形のような登場人物。そして人間関係の気持ち悪いこと悪いこと。キャラデザの不気味さもあいまって、非常に居心地の悪い映画になっている。その違和感は、計算されたものだろう。透徹したストイックさがそれを証明してくれる。 情念を揺さぶるような感動的なシーンは、TVCMで編集されてるところがすべてで、あとは静かでストイック。過剰な演出に彩られたテレビ映画に辟易している自分としては、まずこれが嬉しかった。 空中戦もストイックそのもの。BGMによる盛り上げも最小限に抑えられていて、響き渡るのはただ銃声のみだ。異常に視界の狭いコクピットと、広々と晴れわたる青空の対比の中で、敵も味方も混じり合い、わけのわからないうちに撃墜される。登場人物の死は、戦闘終了後に帰
8月2日から公開される、押井守監督最新作「スカイ・クロラ」。その公開に先立つ7月12日、押井監督のもうひとつの“新作”が封切りされた。それが「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 2.0」だ。 「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」と言えば、'95年に公開され、押井監督の名を世界に知らしめた、代表作。それが13年経った2008年、3DCGやビジュアルエフェクトを駆使して、全カットをバージョンアップ。音声も従来のアナログ4.0chからデジタル6.1chへと再構築。キャストによるアフレコも収録し直すという、まさに“新生”「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」と言って良いリメイク作として完成した。 上映館は東京・新宿ミラノ、渋谷TOEI2、サロンパス ルーブル丸の内。大阪・なんばパークスシネマ、名古屋・ミッドランド スクエア シネマ、福岡・ユナイテッド
見る前の事前情報として、なんでこれを変えるんだろうと思っていたところがあって、気に食わんなあと思っていたのだけど、見事にそれをひっくり返された。押井守なめてました。ごめんなさい。 リメイクと言うよりは新たな解釈になっていて、無印と2.0が対となってひとつの物語になっている。なので無印見たことないけど、という人は後でも前でもいいから無印を見たほうが絶対にイイ。 もうひとつのポイントは、我々から見ると違う話になっているんだけど、映画の中の人達にとっては恐らく同じ話であるということだ。そういう差異に注目してみると、SFが提示しうる大きな物語の可能性を感じることができるだろう。 新たに作られた部分としては、漢字イルミネーションがバリバリの都市の風景は非常によかった。ああいう酩酊を催すような入り組んだイメージは、たまらないものがある。一方、少佐の3D映像はいまいち、なんだかんだで人間はリアルじゃない
『魔法にかけられて』85点(100点満点中) Enchanted 2008年3月14日(金)より日劇3ほか全国ロードショー 2007年/アメリカ/108分/配給:ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン 本家ディズニーによるセルフパロディ 『魔法にかけられて』は、ディズニー映画やTDR大好きなアナタがみたら、ショックで椅子から転げ落ちるか、腹を抱えて大笑いするかのどちらかという大問題作だ。 魔法の国"アンダレーシア"の森で暮らすジゼル(声:エイミー・アダムス)。やがて夢に見た王子(声:ジェームズ・マースデン)と出会い、結婚を目前にした彼女は、魔女(声:スーザン・サランドン)にだまされおそろしい国へと続く穴の中へ突き落とされてしまう。 伝統回帰の手描きフルアニメーションはさすが天下のディズニー、うっとりするような美しさ。だが、かわいらしいお姫様が魔女に追いやられた「
ヘンリー・ダーガーは、1892年から1973年まで生きた画家である。 「ダーガー」の発音がさだかであるかは知られていない。生前、ヘンリー・ダーガーの隣人であった方ですら彼の名前の発音を知らなかった。彼は類い希な孤独者だったのである。 ヘンリー・ダーガーは、4歳になる前に母親と死別している。妹は里子に出されたことで離ればなれとなり、ターガー自信は足が不自由だった父のもとで育った。 ターガーはきわめて知的で頭がよかった。小学校のとき、1年から3年まで飛び級した。読書好きで本の虫であった反面、友人関係や周囲の人間とのコミュニケーションはうまくとれなかった。 実際、8歳で父親が体調を崩しカトリックの学校に入れられた時、ダーガーは周囲とうまくなじめず退学を余儀なくされている。 12歳になると、感情生涯ときめつけられ(これは誤謬であったとされる)、知的障害児の施設へと移されることになる。15歳で父の死
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