”芸能界のドン”バーニングプロダクションと、同社の周防郁雄社長が「紙の爆弾」(07年3月号/鹿砦社)に掲載された「バーニングに結婚”させられた”藤原紀香と吉本興業の怒りは爆発寸前」という記事に対して、損害賠償請求をしてきた恫喝訴訟の判決が2月4日に出た(記事参照)。被告は、筆者と出版元の鹿砦社。判決は、被告は原告に110万円づつ、計220万円を支払えというもの。完全な敗北。 それもそのはずだ。裁判長は、それ以前の和解斡旋の場で、ニヤニヤしながら「芸能界っていうのは、わからないところですね」と平然として言ってのけたのだ。芸能界のことがわからない裁判官が、芸能界の裏側を報じた記事を裁いたわけだ。そんな判決を認めるわけにはいかない。 筆者がこれまで、ことあるごとに訴えてきたことは、周防がマスメディアを、時には過剰な接待攻勢で篭絡しながら、その一方では、闇社会との黒い交際を背景に暴力性をチラつかせ