エンジニアがリアルタイム処理を扱う場合、データベース管理システムにはRDBMSよりNoSQLが選択されることが多い。データ構造や機能をシンプルに抑えてハイパフォーマンスを実現するNoSQLデータベースだが、システムによって一長一短があり、プロジェクトに最適なものを選ぶのも一苦労だ。 日本で初めてDMP(※1)を開発し、マーケティングオートメーション「SATORI(サトリ)」の事業責任者を務めるトライアックス株式会社の太田 祐一さんは、SATORI開発に当たって、NoSQLデータ管理システム「Couchbase(カウチベース)」を選択したという。 Aerospike(エアロスパイク)やCassandra(カサンドラ)という他の選択肢がある中でなぜカウチベースを選択したのか、太田さんに話を聞いた。 (※1)WEBサイト上のユーザー行動のログデータなどを一元管理、分析し、広告配信などマーケティン