本章では「勉強したいと思っているが『やる気』が出ない」という状態を解決し、一歩踏み出す方法について解説します。 やる気が出ない場合、「勉強」を漠然とした大きなタスクとしてとらえていて、その大きさに圧倒されていることがよくあります。ゴールの見えないマラソンでは、走り続ける「やる気」を出すのは難しいことです。もっと近いゴールを設定し、そこまで走ることを目標にすることが必要です。つまり「勉強」をもっと細かいタスクに分割することが必要です。 勉強を分割する方法は次の3つです。 必要なところから学ぶ 大まかに全体像をつかむ 片っ端から写経する 上のものほど効率が良いのですが、より多くの前提知識を必要とします。 必要なところから学ぶ たとえば、プログラミング言語を学ぼうとしているとしましょう。その言語を使って作りたいものが決まっているなら、それに必要なところから学ぶと効率が良いです。この方法は「遅延
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