PICO-8でプログラミングを1から学ぶ連載、第5回です。前回はこちら。2016年最後の今回は、いつものプログラミング未経験者向けの初心者コースから少し外れて、PICO-8用の3Dエンジンを使って3Dグラフィックスに挑戦してみます。 3Dグラフィックスとは 立体の表面は三角形や四角形でできています。 私たちが生きるこの現実世界は3次元空間ですが、私たちの目には2次元の映像が映っています。絵画、写真、テレビモニター上の映像などはすべて、3次元空間のあるひとつの側面を2次元平面に投影したものです。それと同様に、架空の3次元空間上の立体物を2次元平面に投影して作るのが、3Dコンピューター・グラフィックスです。 3次元立体を表現する方法はいくつかありますが、立体物の表面を「ポリゴン」すなわち多角形(主に三角形)の組み合わせで構成するのが一般的です。昨今のゲームや映画の高精細な3D映像も、基本的には
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