2016年度より、ロックバンドくるりの岸田繁さんがポピュラーカルチャー学部の客員教員に就任しました。前期授業期間が始まって間もない4月18日、さっそく第1回の特別講義が実施されました。同じく客員教員を務める細野晴臣さんの講義レポートを手掛けてきた音楽コース3回生の堀江元気さんが、今回もレポートを寄稿してくれました。 2016年4月1日をもってポピュラーカルチャー学部の客員教員となった岸田繁が、就任後間もない4月18日に初回講義を行った。岸田は、やや緊張した様子を覗かせながらも、持ち前のユーモラスな語り口でフロアの学生と積極的にコミュニケーションを取った。両者は、意識を共有させながら演習型の講義を進めていった。様々な場所やシチュエーションで流れる音楽を想像し、その選曲にはどのような意図や目的があるのかを推察するという内容である。 音楽が流れている空間を想像しよう 本講義に先立って公開されたイ