SF小説や漫画、アニメの中だけの世界だったAR(拡張現実)という言葉は、アプリの世界にも浸透してきました。これからのアプリ開発では、ARが必要になる場面も多くなってくると思います。しかしARアプリを作ろうと思うと「敷居は低いが高価な(もしくは価格が公開されていない)ツールキットを使って作成する」か「敷居は高いがOSSなどを使って作成する」かの選択しかありませんでした。 そういった二極化はARアプリ作成が一般化するに連れて解消されていくと考えていましたが、まさにARアプリを一般化するきっかけとなりそうなツールキットが2015年10月20日にグレープシティから発売されました。それがWikitudeです。Wikitudeには、大規模ARアプリ作成が可能なWikitude Cloud RecognitionやWikitude Targets API、小規模ARアプリ向けで従来のツールキットよりも手
