黒枠のラベルは、コンテンツホルダー自身が付与したものです。グレー枠のラベルは本文解析で自動付与されたものです。 竜城遺跡の建物遺構から出土した「天子単于」銘のある瓦当。(ウランバートル=新華社配信) 【新華社ウランバートル7月20日】モンゴル中部でこのほど、古代モンゴル草原で一大勢力を築いた匈奴(きょうど)の首都とされる竜城の遺跡が発見された。モンゴルの考古学者が18日、明らかにした。 考古学調査チームのリーダーを務めるウランバートル大学のイデルハンガイ准教授は新華社の取材に対し「匈奴帝国の政治の中心地を10年余り探し続けていた。竜城を発見し、発掘できたことをうれしく思う」と語った。 イデルハンガイ氏は「遺跡の建物遺構から漢字で『天子単于』と刻まれた瓦当(軒瓦の先端部分)が見つかった。これにより遺跡が竜城であると分かった」と述べた。「天子単于」の銘のある瓦がモンゴルで見つかったのは今回が初