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ブックマーク / note.com/wadakura (5)

  • 塚部検事 証人尋問再現(統合版)|和田倉門法律事務所

    塚部検事は、逮捕の約8ヶ月前から主任検事として大川原化工機事件の捜査を担当し、公安部による逮捕状請求にゴーサインを出し、勾留請求、起訴を行いました。既に公安部刑事から大きく立件方法に捻じ曲げられた捏造事件であったとの証言が出ている中、起訴前に塚部検事にどの程度の情報が共有され、また、塚部検事が公安部や経産省にどの程度突っ込んだ確認をしていたかが焦点となった尋問でした。 以下は、被告東京都、原告による各主尋問をベースに、原告主尋問、被告国反対尋問、被告東京都再主尋問、裁判所補充尋問を統合して、論点ごとに整理したものです。 各尋問及び証言は、当事務所の弁護士のメモをベースにしているため、一部再現に不十分な点がある可能性があることをご了承ください。 1. 導入<被告国主尋問> 丙36(陳述書)の内容に訂正はありますか。 →ない。 東京地検に着任したのは令和元年6月ですか。 →はい。 着任前から警

    塚部検事 証人尋問再現(統合版)|和田倉門法律事務所
    type-100
    type-100 2023/09/29
  • H警部補 証人尋問再現(統合版)|和田倉門法律事務所

    2023年6月30日の証人尋問で、件捜査に当たった警視庁公安部のH警部補が出廷し、大川原化工機事件の捜査の実態を証言しました。「まあ、捏造ですね」との証言がセンセーショナルに報道されましたが、同警部補の証言は捜査全般にわたる詳細なもので、それは経産省と警視庁との間の打合せの内容(捜査メモの内容)に及びます。 尋問は、東京都主尋問→原告主尋問→国反対尋問→東京都再主尋問→原告再主尋問→裁判所補充尋問、の順で行われました。これは証人申請が原告・被告東京都の双方からなされたためです。 この統合版は、被告東京都及び原告による各主尋問をベースに、被告国反対尋問、被告東京都再主尋問、裁判所補充尋問を統合して、論点ごとに整理したものです。こうした分析過程は来判決前に公表するものではありませんが、これまで件を見守ってくださったサポーターの皆様のため、速報することにしました。 各尋問及び証言は、当事務

    H警部補 証人尋問再現(統合版)|和田倉門法律事務所
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    type-100 2023/09/29
    “→年齢があるので、定年を視野に入ってくるとどこまで上に上がれるのか考えたということです。大きな立件を上げると自分の業績になるということですか?→はい。”
  • 公判維持のために主張を変遷させた検察官と、その先にあったもの 【大川原化工機国賠訴訟7】|和田倉門法律事務所

    大川原化工機及び同社社長他幹部が外為法違反(不正輸出)として起訴された事件で、2021年7月30日、第一回公判期日を目前に控え、検察官は異例の起訴取り消しを行った。これを受け、東京地裁は8月2日に公訴棄却を決定。事件は突然に終了した。2021年9月8日、大川原化工機らは、警視庁公安部による大川原氏らの逮捕、及び検察官による起訴等が違法であるとして、東京都及び国に対し、総額約5億6500万円の損賠賠償請求訴訟を提起した。起訴を行ったT検事は,警視庁が立件ありきで定立した独自の殺菌解釈と,その立証にさえ不十分な実験に乗せられて起訴に及びました。杜撰な起訴のアオリを受けるのは公判担当の検事です。起訴後の公判前整理手続で,検察官は,弁護人の指摘を受けるごとに主張を変遷させ,何とか公判を維持しようとしましたが,最終的には「冒頭陳述をすることができない」とまで述べるに至りました。そして今年7月,遂に「

    公判維持のために主張を変遷させた検察官と、その先にあったもの 【大川原化工機国賠訴訟7】|和田倉門法律事務所
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    type-100 2021/11/04
  • スプレードライヤの輸出管理の国際ルール 【大川原化工機国賠訴訟2】|和田倉門法律事務所

    大川原化工機及び同社社長他幹部が外為法違反(不正輸出)として起訴された事件で、2021年7月30日、第一回公判期日を目前に控え、検察官は異例の起訴取り消しを行った。これを受け、東京地裁は8月2日に公訴棄却を決定。事件は突然に終了した。2021年9月8日、大川原化工機らは、警視庁公安部による大川原氏らの逮捕、及び検察官による起訴等が違法であるとして、東京都及び国に対し、総額約5億6500万円の損賠賠償請求訴訟を提起した。 この事件では、大川原化工機が自社製品である噴霧乾燥器(スプレードライヤ)を経済産業大臣の許可を得ずに輸出したことが外為法違反であるとして立件されました。製品を海外に輸出することは来自由に行うことができるものですが、外為法は、国際ルールに基づき最低限度の規制を定め、輸出管理を行っています。この記事では、噴霧乾燥器の輸出管理に関する国際ルールについて、国賠訴訟の訴状から一部抜

    スプレードライヤの輸出管理の国際ルール 【大川原化工機国賠訴訟2】|和田倉門法律事務所
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    type-100 2021/11/04
  • 【訴状より】大川原化工機 国賠訴訟の概要|和田倉門法律事務所

    大川原化工機及び同社社長他幹部が外為法違反(不正輸出)として起訴された事件で、2021年7月30日、第一回公判期日を目前に控え、検察官は異例の起訴取り消しを行った。これを受け、東京地裁は8月2日に公訴棄却を決定。事件は突然に終了した。2021年9月8日、大川原化工機らは、警視庁公安部による大川原氏らの逮捕、及び検察官による起訴等が違法であるとして、東京都及び国に対し、総額約5億6500万円の損賠賠償請求訴訟を提起した。提訴当日に行った記者会見は多くの報道機関に報道されました。しかし、外為法という難解な法令に関する事件であることや、捜査機関の裏側にスポットを当てなければならない小説のような事案であるため、字数に制限のあるニュースでは、一般の方が件を理解することは困難です。 そこで、この記事では、刑事事件で弁護人をつとめ、今回の国賠請求訴訟で原告代理人をつとめる当事務所より、訴状の冒頭部分を

    【訴状より】大川原化工機 国賠訴訟の概要|和田倉門法律事務所
    type-100
    type-100 2021/11/04
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