日本時間7月16日、ロシアの古い気象衛星の破片(デブリ)が国際宇宙ステーション(ISS) に接近しました。万が一の事態を避けるため、滞在中のクルーは一時ソユーズ宇宙船に退避しましたが、幸いにもデブリは ISS から3kmほどのところを通過し、現在は通常運用に戻っています。 ISS のクルーにデブリの接近が伝えられたのは最接近予測時刻まで1時間半に迫った時点でした。現在 ISS に滞在中のグナティ・パダルカ、スコット・ケリー、ミカエル・コニエンコの3名は、すぐにソユーズ宇宙船への退避準備を開始しました。