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ブックマーク / deeeet.com (8)

  • Go言語のツールが最新バージョンであるかをユーザに伝えるためのgo-latestというパッケージをつくった

    Go言語のツールが最新バージョンであるかをユーザに伝えるためのgo-latestというパッケージをつくった tcnksm/go-latest Webアプリケーションとは異なり,コマンドラインツールやモバイルアプリはバージョンアップがユーザに委ねられる.そのため一度リリースしてしまうとバージョンアップをしてもらうのが難しくなる(バグを含めてしまった場合にロールバックもできない cf. “Mobile First Development at COOKPAD #deploygate”).とにかくしっかりテストをしてそもそもバクを含めないというのも大切だが,完璧なソフトウェアは存在しないので,アップデートは常に必要になる. モバイルアプリとは異なり,Go言語でツールを書いきバイナリとして配布した場合は,最新のバージョンがすでに存在していることをユーザに伝える仕組みはそもそもない.ので,最新のバー

  • Dockerの諸問題とRocket登場の経緯

    2014年の後半あたりからDockerDocker Inc.への批判を多く見かけるようになった(もちろんもともと懸念や嫌悪を表明するひとはいた).それを象徴する出来事としてCoreOSチームによる新しいコンテナのRuntimeであるRocketのリリースと,オープンなアプリケーションコンテナの仕様の策定を目指したApp Containerプロジェクトの開始があった. CoreOS is building a container runtime, Rocket 批判は,セキュリティであったり,ドキュメントされていない謎の仕様やバグだったり,コミュニティの運営だったり,と多方面にわたる.これらは具体的にどういうことなのか?なぜRocketが必要なのか?は具体的に整理されていないと思う.これらは,今後コンテナ技術を使っていく上で,オーケストレーションとかと同じくらい重要な部分だと思うので,ここ

  • logspoutでDockerコンテナのログの集約・ルーティング

    logspoutでDockerコンテナのログの集約・ルーティング progrium/logspout logspoutは,ホスト内で動かした全てのDockerコンテナの出力を集約して,好きなところに飛ばす(ルーティングする)ためのツール.開発者はDokkのJeff Lindsay. 以下の2つの特徴がある コンテナとして起動(ステートレス) HTTP APIによるルーティングの設定 ログを貯めて管理したり,検索するといったことはできない.コンテナのログをリアルタイムで好きなところに飛ばすだけ. これだけだが,Dockerのログの問題をいい感じに解決してくれそう. Dockerのログのしくみ まず,簡単にDockerのログのしくみを説明する. 現時点(2014年5月)でDockerはコンテナ内で吐き出されたstdout/stderrを取得することができる.コンテナのプロセスがstdoutとs

  • Dockerの再起動オプション

    Dockerの再起動オプション Announcing Docker 1.2.0 | Docker Blog v1.2でもいくつかの面白い機能が追加された.例えば,今まで--privilegedオプションを使うと全権限を与えてしまっていたが--cap-addや--cap-dropオプションでそれを制限できるようになったり,–deviceオプションで利用したいデバイスを指定できたり,コンテナ起動時に/etc/hostsを編集できたり…など. 中でも再起動オプションが良さげなので,実際に触ってみた.docker runを実行するときに--restartオプションに以下を指定するとコンテナの再起動の挙動を変更できる: no - 再起動しない(デフォルト) on-failure - 終了ステータスがnon-zeroの場合に再起動する on-failure:X - 終了ステータスがnon-zeroの場

  • Docker+Serf+HAproxy (+Supervisor)

    Docker+Serf+HAproxy (+Supervisor) SerfでDockerコンテナのクラスタを形成する SerfでHAProxyの更新 on Vagrant でやったことを融合した.つまり,HAProxy(ロードバランサ)コンテナとWebサーバコンテナを立てて,Serfでそれらのクラスタを形成する.そしてWebサーバコンテナの増減に応じてHAProxyコンテナの設定を書き換えるということをやってみた. 基的には,上でやったことをDockerのコンテナに移行するだけだが,Dockerは1コンテナで1プロセスが普通であるため,複数プロセス(サービス)をどう扱うかが問題になる. Dockerで複数プロセスを扱うときには,Supervisorという選択肢がある.この方法は,公式で紹介されていたり,Foot Fightの“Docker in Practice”で言及されてたり,Ce

  • Dockerのネットワークの基礎

    今までいろいろ触ってきて,Dockerネットワーク周りに関しては何となくは理解していたが,人に説明できるほど理解してなかったのでまとめておく.基は,Advanced networking - Docker Documentationがベースになっている. 仮想ブリッジの仕組み Dockerのネットワークは,仮想ブリッジdocker0を通じて管理され,他のネットワークとは隔離された環境で動作する. Dockerデーモンを起動すると, 仮想ブリッジdocker0の作成 ホストの既存ルートからの空きのIPアドレス空間を検索 空きから特定の範囲のIPアドレス空間を取得 取得したIPアドレス空間をdocker0に割り当て が行われる. コンテナを起動すると,コンテナには以下が割り当てられる. docker0に紐づいたveth(Virtual Ethernet)インターフェース docker0に割り

  • Dockerとは何か?どこで使うべきか?

    この記事はDockerに関する実験的な記事や,Buildpackを使ってHeroku AppをDocker Containerとして使えるようにする“building”の開発などで知られるCenturyLink Labsの “What is Docker and When To Use It”の翻訳です. Dockerとは何か?Dockerをどこで使うべきか?についてよく見かける記事とは違った視点から説明されています. 翻訳は許可をとった上で行っています. Dockerとは何でないか Dockerとは何かを説明する前に,Dockerは何でないかについて述べる.Dockerの否定形は何か?Dockerの制限は何か?Dockerが得意でないことは何か? DockerLXCのようなLinux Containerではない DockerLXCだけのラッパーではない(理論的には仮想マシンも管理でき

  • SerfでDockerコンテナのクラスタを形成する

    SerfでDockerコンテナのクラスタを形成する “Serf虎の巻”書いたし,Serf使っていろいろやってみるかということで,Dockerコンテナのクラスタ形成をやってみた.SerfとDockerの組み合わせについては,すでに[shiba_yu36]()さんが試みている(“serfとDockerでクラスタを組んでみる”)ので,もう少し踏み込んでクラスタへのjoinの仕方を模索してみた. tcnksm/sample-docker-serf やってみたのは,Dockerコンテナのみでのクラスタの形成. 準備 Vagrant上で実行する.Vagrantfileは以下. $script1 = <<SCRIPT echo Installing depedencies... sudo apt-get install -y unzip echo Fetching Serf... cd /tmp/ wg

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