2013-10-13 ページング・エラー この記事は Vim Advent Calendar 2012 の 317 日目です。俺は暖炉に火をくべた。冷えてにぶくなっていた指先からは赤みが引き、キーボードをなめらかに打った。Vim は「素敵よ、ずっとそうして」と言いながら、素早い動きで俺の言う通りにテキストをエディットした。みんなにも見てほしいぐらいさ、それは本当に正確な動きだった。カーソルは、キー操作を把握できない人間には、まるで想像も付かないほどにあちこちを飛び交って、さっと処理をして回った。俺はそれを見ながら、マジかよ、と思ってたんだ。もう落ち着いた頭はこう言った。Emacs と Vim が親戚だって? あんなに似ても似つかないのに? 何を信じたらそう考えられるっていうんだ、俺は日曜に教会で訊くつもりさ。そんなこと、もう神にしかわからないことだろう。お手上げだったし、もっと言ってしまえ