河野太郎外相は7日の参院決算委員会で、外務省職員の残業時間が一部で月200時間を超えているとして、激務の軽減に取り組む考えを示した。「相当ブラックだ。省の中でできることを丁寧に洗い出したい」と述べた。自民党の元栄太一郎氏の質問に答えた。 自身が行政改革担当相当時、在外公館の最少定員を6人から4人に引き下げたことについて「4人だと休みが取れないのが現実だ。私が間違えたから、私が解消する」と強調した。 職員が出張経費を立て替え払いする現行の精算方法に関しても「今どき、海外出張を個人が立て替える企業はブラック企業だ」と述べ、制度を見直す意向を表明した。