睡眠障害のひとつであるナルコレプシー 名古屋大学は5月7日、同大学環境医学研究所ストレス受容・応答研究部門 神経系分野IIの山中章弘教授らの研究グループが、睡眠障害のひとつであるナルコレプシーの新たなモデルマウスの作製に成功し、新たな治療薬の作用を確認したと発表した。 画像はプレスリリースより この成果はSRI InternationalのKilduff博士との共同研究によるもので、英国時間5月7日付のThe Journal of Neuroscience、電子ジャーナル「Published by the Society for Neuroscience」に2報連続で掲載された。 任意でオレキシン神経だけを除去できるモデルマウス ナルコレプシーは脳内の視床下部に存在する神経ペプチドであるオレキシンを産生するオレキシン神経が何らかの原因で脱落することが原因とされている。確定診断まで平均でも1