自治体職員などへの威圧的言動が問題となっている自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)をめぐり、札幌市の幹部職員ら4人が3月、国の交付金申請にかかる説明で東京都内にある長谷川氏の事務所を訪れた際、担当係長が同行していなかったことを理由に1分程度で退出させられていたことが分かった。 市によると、国のデジタル田園都市国家構想の交付金申請に関する説明のため、上京した幹部職員2人と東京事務所職員2人の計4人が事前の面会予約を取った上で、3月1日に東京都内の議員事務所を訪問した。長谷川氏が同席を求めていた担当係長が不在だったことで「俺は約束通りにやらない奴は嫌いなんだ」「帰りなさい。だめ、終わり」などと発言し、1分程度で事務所を退出させられたという。 市側は「(担当係長の)上司が十分に説明できると思っていた」とし、改めて面会予約を入れた上で担当係長を同席させて長谷川氏に説明を行った。この間の出張は「