ドットインストール代表のライフハックブログ
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米GM、独ポルシェ、伊ピニンファリーナなどでチーフデザイナー、デザインディレクターとして活躍してきた奥山。様々に異なる国や企業の文化の中で常にその実力を認められてきた秘訣は何か。その問いに対して奥山は、「自分がどういう価値を持っているかを冷静に見極め、相手の期待を上回ってきたから」と答える。 奥山は会社を移るたび、それぞれの企業のなかで自分に何ができるか、自分がどういうデザインをアウトプットすることを求められているかを冷静に判断した。 そして、GM在籍中は米国人デザイナーよりアメリカ的な、ピニンファリーナ在籍中はイタリア人デザイナーよりイタリア的な車を提案した。「外の人間である僕のほうが、イタリアの文化を客観的に理解している。その上でユーザーがフェラーリ、マセラーティ、アルファロメオに何を求めているかを冷静に判断してデザインすれば、僕のデザインの方がイタリアらしい」。
製品のデザインに取り掛かる際には、できるだけユーザーの志向やニーズを捉えるために、事前にリサーチを行うのが普通だ。ところが、奥山の最新の著書を読み進んでいくと「リサーチはするな」という見出しが目に飛び込んでくる。その本意はどこにあるのか。 奥山は「決してリサーチを否定しているのではなく、自分の考えを持たずにリサーチを始めてしまう危険性を認識してもらうために、わざと刺激的な見出しを付けた」と説明する。 「何が欲しいですか」という聞き方は間違い 頭の中に自分自身である程度の基準を構築する前に、現在の市場から情報が生の形で入ってくるとそれにどうしても左右されてしまう。ところが実際に製品を出すのは数カ月後、あるいは数年先になる。その時にはすでに市場は変化している 「モノ作りはレストランで料理を出すことに似ている」というのが奥山の持論だ。客は今までに食べたことがないようなおいしい料理が出てくることを
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