2次予選を突破はしたが、キャプテンの山村和也をはじめとしてどの選手も「パスの悪さ」と「相手にゲームを支配される時間が長かった」ことをコメントしていた。「日本は個性を持ってプレーしていた。何より予選を突破したことが収穫です」と、試合を観戦したザッケローニ日本代表監督は語ったが…… 綱渡りの2次予選突破だった。 ホ-ムでの初戦を3-1で勝利したU-22日本代表は、敵地で0-2、または3点差以上で負けない限りはロンドン五輪最終予選進出という有利な条件で、クウェートとの対決を迎えた。 関塚隆監督は、トップを大迫勇也から永井謙佑に代えた以外、ホームと同じメンバーで挑んだ。それは初戦、左サイドで良い攻撃の型が出来ていたこと、また勝利した流れを崩したくないという考えもあったからだろう。そこで温存した永井を起用し、ベストメンバーで勝ちにいく。その強い意志が垣間見えた。選手も「相手が出てくるのは想定内。そこ
![敵地クウェート戦の敗北で再び露呈。2次予選を突破したU-22代表の欠点。(佐藤俊)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b9ca94ad386f0c5732ce532ba5e74ba3a08749bb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F7%2F6%2F-%2Fimg_76f428cf239447956562f1bd497949d5359814.jpg)