日本で誕生した柔道は、生みの親である嘉納治五郎の努力によって、現在では世界中で親しまれているスポーツのひとつとなりました。「世界の柔道事情」では、柔道に取り組む世界の人々からの、柔道に対する熱い想いをまとめています。 こちらのページは、1905年(明治38年)ごろに嘉納治五郎が柔道を紹介したと言われる「フランス・パリ」の柔道事情を尋ねました。 1935年(昭和10年)に「フランス柔道の父」と言われる、川石酒造之助(かわいし・みきのすけ)が、日仏柔道クラブを創立したことで、フランスに柔道が広まります。 ラテン気質のフランス人にとって、勝敗以上に集中力や礼儀正しさが欲しいという理由で始める人が多いです。川石酒造之助の弟子である、故ベルナール・パリゼの息子・エリックさんのお話もご覧下さい。 世界No.1の柔道人口を誇るフランス いまや、オリンピックで柔道チャンピオンを出すほどになったフランス。日