株式市場、為替市場ともに、荒れているが、気にすることはない。 なぜなら、これらは何の意味もないからだ。 アルゼンチンの財政と通貨はヤバい。 新興国の一部は通貨とインフレに関して同様の脆弱な構造を持っているし、類似の問題(しかし、アルゼンチンほどは酷くないし、アルゼンチンも2002年よりははるかにましだ)は起きるだろうが、それが世界的な経済危機になる可能性はほとんどない。 だから、あなたが、デイトレードで儲けようと思っていない限り、今回の乱高下はどうでもいい話なのだ。 なぜなら、金融市場の時代は終わったからだ。 今回の暴落の発端は、アルゼンチンの通貨危機である。 アルゼンチンというのは、問題をいつも起こす国で、地方財政が政治的にじゃぶじゃぶで中央に付けを回すが、中央はそれは堪らないので、地方のせいにしようとする。その政治的駆け引きというか闘争で、必ず財政は混乱し、それをごまかすために、中央銀
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