アメリカン航空の客室乗務員が成田空港で出国しようとした際、拳銃の実弾30発を所持しているのが見つかった問題で、警察は、銃刀法違反の疑いで任意で事情を聞くとともに、実弾を持ったまま入国検査などをどのようにすり抜けたのか詳しいいきさつを調べることにしています。 警察によりますと、パイロットや客室乗務員などが使う専用のレーンを通ろうとした際に発見されたということで、事情を聞いたところ、「誤ってアメリカの自宅から持ってきてしまった」などと話したということです。 客室乗務員は、実弾を持ったままアメリカの検査場を通過して成田空港から日本に入国したと見られるということです。警察は、逃亡のおそれがないなどとして、いったん日本からの出国を認めたうえで、銃刀法違反の疑いで任意で事情を聞くとともに、入国検査などをどのようにすり抜けたのか、詳しいいきさつを調べることにしています。