神戸観光の記念撮影スポットとして人気を集めるメリケンパーク(神戸市中央区波止場町)のモニュメント「BE KOBE」が、設置から2年もたたず、修理されることになった。原因は写真映えを追求してよじ登る人たちの重み。人間が乗ることを想定していない構造のため、文字の接合部などに亀裂が生じている。工事に入る18日から3月中旬まで、記念撮影には利用できない。 【写真】対岸の「BE KOBE」は文字部分が空洞に モニュメントは2017年4月に市が設置した。直後から写真共有アプリ「インスタグラム」などによく投稿され、休日には撮影を待つ人が列を作る。約2・4メートルの高さがあり、落下すると危険。土足でよじ登られると、白い塗装も汚れてしまう。市は「登らないで」と立て看板で注意喚起し、職員巡回時に声掛けするが、足を掛けやすい形状も災いして、登る人は後を絶たないのが現状だ。 市みなと総局の担当者は「当初に考えてい