日本政府が韓国に対する輸出規制を厳しくしたことを受けて、韓国の労働団体などが20日夜、ソウルにある日本大使館前で抗議集会を開きました。 参加者は「日本政府は経済報復を撤回しろ」とか、「太平洋戦争中の強制徴用について謝罪しろ」などとシュプレヒコールを上げ、日本政府に謝罪を求めました。 また、集会の最後には、縦6メートル、横12メートルの「旭日旗」と呼ばれる旗を破るパフォーマンスも行いました。 参加した女性の1人は「私たちは日本を憎んでいるのではなく、安倍政権の輸出規制に反対するためにここに来ました」などと話していました。 今月4日に、日本政府が韓国への輸出規制を厳しくしてから2週間以上がたちますが、韓国では日本製品の不買運動や抗議集会が一部で起きる一方、日韓の対立の長期化を心配する声も出ています。