月間50本以上の書評を執筆する書評家であり、ベストセラー『遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』の作家としても知られ、更にヒップホップなどのブラック・ミュージックからクラシックまでを幅広くフォローする異色の音楽評論家としての顔を持つ印南敦史による連載「印南敦史の名盤はハイレゾで聴く」。 ニック・ドレイク『ピンク・ムーン』 不遇のアーティストが残したミニマルで普遍的な作品が、世代間の溝を埋めてくれた話 数年前のこと。 ある出版社の編集者から、本を書いてほしいとの連絡をいただきました。それまで接点のなかった、初めてのおつきあいとなる出版社。ということもあり、「どんな編集者なんだろう?」と期待しながら打ち合わせ場所に指定した近所のカフェまで出向くと、小柄な女性がちょこんと座っていたのでした。 Wさんという方で、あのころはたしか26歳だったんじゃないかな? 声
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