東京都新宿区歌舞伎町のホストクラブで女子高校生に酒を提供したとして、警視庁は同店経営の堤一彰容疑者(37)=新宿区=を風俗営業法違反(20歳未満への酒類提供)容疑で逮捕し、17日に発表した。店の運営法人「フィガロ」(埼玉県宮代町)も同法違反容疑で17日に書類送検した。 少年育成課によると、堤容疑者はホストの20代男性=風営法違反などの疑いで逮捕、罰金刑が確定=と共謀して3月18~21日、歌舞伎町のホストクラブ「ARCANA(アルカナ)」で高校3年の少女(18)に、20歳未満と知りながらビールやカクテルを提供した疑いがある。20歳未満とは「知らなかった」と容疑を否認しているという。 初来店の客には年齢確認をしているというが、少女はホストから渡された別の成人の保険証などを使っていた。 ホスト「ナンバーワンになるにはお前の力が」 少女は同課に対し、ホストとはSNSで知り合い、2月に「付き合おう」