横浜市港北区の私立清心女子高校で6月、1年生の女子生徒(15)が刺された事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された隣席の生徒(15)が「(明るく友人が多い)被害生徒のようになりたかった」という趣旨の供述をしていることが5日、神奈川県警の捜査関係者への取材で分かった。 逮捕された生徒は6日に拘置満期を迎え、横浜地検が処分を決める。 捜査関係者によると、逮捕された生徒は被害生徒について「うるさくて憎くなった」「カーテンの開け閉めでトラブルがあった」と話す一方で「彼女のようになりたい、友達になりたいという思いがあった」との趣旨の供述もしている。 逮捕容疑は6月15日正午すぎ、授業中の教室で隣席の生徒の腹を刃物で刺した疑い。県警によると、被害生徒は依然入院中で治療を受けている。