知人男性を殺害して金品を奪ったとして、警視庁捜査1課は11日、強盗殺人容疑で、住所不定の自称派遣社員、鈴木雅樹(まさき)容疑者(20)を逮捕した。同課によると、鈴木容疑者は男性を殺害後、男性宅の押し入れの天袋に潜んでいたが、捜査員に発見され、犯行を認めたという。 逮捕容疑は11日午前1時ごろ、東京都足立区大谷田のマンションに住む新聞配達員、本田進さん(23)の首を絞め殺害し、数千円入りの財布や携帯電話を奪ったなどとしている。 同課によると、同日午前4時50分ごろ、普段から寝床にしていた押し入れの中で本田さんが死亡しているのを訪ねてきた姉が発見。鈴木容疑者は同日昼ごろに発見されるまで、天袋に潜んでいたとみられる。 鈴木容疑者は本田さんの知人で、以前にも宿泊したことがあり、本田さんに借金もあったという。本田さんは10日夜、鈴木容疑者が自宅に来ていることを姉に電話で話した後、連絡が取れなくなって