違法駐車の違反金を滞納する人に対して、京都府警が差し押さえを強化している。今年からフィギュアや漫画、DVDも対象品にしたところ、「お宝」を失いたくない滞納者が支払いに応じているという。 府警によると、京都府内の駐車違反金の滞納者は10月末時点で約4千人、滞納額は約9千万円にのぼる。2006年の違反金を払っていない人もいる。 滞納を減らすため、府警は16年から滞納者宅での差し押さえを始めた。16年は3人、昨年は10人、今年は10月までに116人の自宅で所有品を差し押さえた。 差し押さえの対象品は、国税徴収法に基づき、都道府県の公安委員会の指定を受けた都道府県警の滞納処分執行官が決める。食料や布団のような生活必需品以外で、執行官が価値があると判断した品が対象だ。 府警ではこれまで主に家電製品や貴金属を対象にしてきたが、徴収額を増やすため、今年からは趣味の品も対象にすることにした。全国でも珍しい
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