国の特別天然記念物、タンチョウの保護のため、給餌(きゅうじ)の草分けとして長年にわたって給餌活動を続けてきた北海道鶴居村の渡部トメさんが26日夜、老衰のため死去した。99歳だった。 渡部さんは、絶滅の危機に瀕(ひん)したタンチョウを守るため、自宅の牧草地を開放し、1962年から給餌活動を始めた。餌が不足する冬場、一輪車にトウモロコシを満載し、待ちかねたタンチョウに与えた。生前は「鶴のおばあちゃん」として村民や野鳥愛好家らから親しまれた。 長男正博さん(78)によると、給餌を始めたころは20、30羽だったタンチョウはその後、徐々に数を増やし、今では200羽を超すこともあるという。10年ほど前からは体が弱ったトメさんに代わって次男の繁博さん(71)が給餌を受け継いでいる。2001年には長年の給餌活動に対し勲六等瑞宝章が贈られた。 渡部さんの死去を受け、大石…
世の中 裁判所はなぜ、娘に性的虐待を続けていた父親を無罪としたのか(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
女性が性被害を訴えた事件で、被告人が無罪となる1審判決が4件相次いで報じられたことで、裁判所に対する批判が挙がっている。性暴力の問題に取り組む女性らが集まり、無罪判決に抗議し、「司法を変えていこう」「裁判官に人権教育と性教育を!」などと訴えるスタンディングデモも行われた。 とりわけ、19歳の娘に対する性行為が準強制性交罪に問われた父親が無罪となった名古屋地裁岡崎支部の判決について、批判が大きい。ネット上では「バカ裁判官」「悪魔」「鬼畜」などと裁判長への罵詈雑言が飛び、罷免を求める署名まで行われている。週刊新潮4月18日号は、「娘を性のはけ口にした父が無罪というバカ判決『裁判長』」と題する批判記事で、裁判長の大きな写真を掲載した。 私が目にした限り、批判には検察官についての論評は見当たらなかった。判決文を読んだ弁護士による批判記事でも、本件についての検察官の捜査・立証活動については言及がない
こんな銭湯はイヤだ… 写真は『メランコリック』より 深夜に風呂場を「人を殺す場所」として貸し出す銭湯でバイトを始めた男を描いた異色の日本映画『メランコリック』が現地時間27日、イタリアで開催中の第21回ウディネ・ファーイースト映画祭で上映された。 北イタリアのウディネで毎年行われる同映画祭では、イタリアであまり観る機会のない東アジアや東南アジア各国の映画を上映。昨年は、日本で公開されて大ヒットする前の『カメラを止めるな!』が上映され、観客賞第2位を獲得したことでも注目される。 映画祭に参加した主演の皆川暢二と監督の田中征爾 『メランコリック』は、これが長編初作品となる新人監督・田中征爾(せいじ)がオリジナル脚本を手掛けた低予算の自主制作映画。東京大学を卒業後、うだつの上がらぬ生活を送っていた主人公・和彦は、たまたま訪れた銭湯でバイトを始めることになるが、その銭湯は閉店後の深夜、風呂場を「人
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