京都府警東山署は27日、監禁と不同意性交の疑いで、京都市上京区の警備会社経営の男(72)を逮捕した。 逮捕容疑は、4月29日午後7時40分から午後8時20分ごろにかけ、乗用車の助手席に会社の従業員女性(27)を乗せて走り、監禁した状態でキスや胸を触る行為をし、南区の路上に駐車して性的暴行を加えた疑い。 同署によると、男は「監禁しておらず、拒まれたと思ってない」と容疑を否認しているという。
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スマートフォンの人気ゲーム「あんさんぶるスターズ!!」(あんスタ)の登場キャラクターに虫の画像を貼り付けて交流サイト(SNS)に投稿したとして、著作権法違反の疑いで書類送検された東京都葛飾区の女性会社員(26)について、京都地検は21日までに不起訴処分とした。処分の理由は明らかにしていない。19日付。 女性は昨年1月2日ごろ、同社の許諾を得ずに、あんスタのキャラクター「桜河こはく」にゴキブリなどの虫の画像を張り付けて加工した6点の画像をツイッター(現X)に3回投稿して著作権を侵害したとして、京都府警下京署に書類送検された。あんスタを配信する京都市下京区のゲームアプリ開発会社が昨年6月に刑事告訴していた。
京都市バスの回送バスが、誤って乗車した外国人2人を乗せたまま、約20分間走り続けていたことが10日、分かった。外国人は車内から110番して降車を求めたという。 京都市交通局によると、7日午後5時10分ごろ、26系統が終点の京都駅に到着した際、外国人の男女2人が乗車した。運転手は出発後に誤乗車に気付き、2人は外国語で降車の意思を示したが、バスは走り続け、2人は車内から110番したという。その後、右京区の光華女子学園前バス停で2人は降車した。2人の国籍は不明という。 バスは西日本ジェイアールバス(大阪市)に委託していた。同社によると、運転手は「言葉が通じないので、営業所まで連れていく予定だった」と話し、京都駅から約5キロ離れた梅津営業所(右京区)に向かうつもりだったという。同局は「運転手の対応に問題があった。事実関係を確認した上で、再発防止を考えたい」としている。
獣医師免許を持たずに飼い犬の歯石を除去したとして、京都府警生活保安課と南署は11日、獣医師法違反の疑いで、京都市南区のドッグカフェ経営の女性(51)を書類送検した。ペットの歯石除去は診療行為に当たるが、府警によると近年、獣医師免許を持たずに施術するケースがあるという。同法違反の摘発は全国初とみられる。 書類送検容疑は、2月16日、南区のドッグカフェで獣医師免許を持たずに、ペットの歯石除去に用いるフック状の専用器具「スケーラー」を使い、顧客の犬1匹に診療行為の歯石除去を行った疑い。 飼い犬や猫の歯石除去は通常、施術中に暴れて口腔(こうくう)内が傷つかないように全身麻酔をかけ、獣医師によって行われる。農林水産省は今年1月、スケーラーを使用した施術について、獣医師以外が行うことは違法との見解を示した。 府警によると、女性は交流サイト(SNS)を使い、麻酔でペットに負担をかけることを心配する飼い主
ウに綱をつけず、自由に魚を捕まえさせる「放ち鵜飼」の見学会が2日、京都府宇治市莵道の「お茶と宇治のまち歴史公園」で始まった。観光客ら14人が鵜匠(うしょう)とウの絆で作り上げる漁の様子に見入っていた。 放ち鵜飼は、2014年以降に人工ふ化で生まれたウ(愛称・ウッティー)とともに行う。育ての親である鵜匠との信頼関係を生かした漁で、名前を呼ぶことでウを呼び寄せて魚を捕る。国内で途絶えていた漁法を宇治川の鵜匠が復活させ、22年から一般向けの見学会を開いている。 見学会では、鵜匠2人が、人工池に8羽のウを放った。ウたちは水中で懸命に魚を探し、ひもでくくられたのど元にためていった。鵜匠が「ウッティー、おいでー」と呼ぶと岸まで戻り、魚をはき出した。集まった人たちはカメラを構え、愛らしいウたちの姿に見入っていた。 鵜匠の沢木万理子さん(50)による講演もあった。宇治川の鵜飼で用いられるウミウという種につ
滋賀県警守山署は7日、守山市の男性(77)が捜査機関をかたる男に現金500万円ををだまし取られたと発表した。男性は5日にも現金2千万円をだまし取られる被害にあったとして、被害届を同署に出したところだった。 同署によると、男性は1月中旬~今月4日、携帯電話で警察官や検察官をかたる人物から「あなたは詐欺事件に関わっている」などと言われ、現金計2千万円を送金した。 男性は5日、被害届を提出。帰宅後、携帯電話に捜査機関をかたる男の声で「あなたの口座に入っているお金は犯罪に使われているかもしれない」「きれいにするために500万円を振り込んでほしい」などと電話があった。男性はその日のうちに、指定された口座にインターネットで500万円を送金した。翌日、金融機関の窓口に相談して発覚した。 同署は2件の関連は不明とした上で、送金を指示するものは詐欺とみて警察に相談するよう呼びかけている。
王将フードサービスは30日、中華チェーン「餃子(ギョーザ)の王将」の主力メニューを6月21日に値上げすると発表した。原材料価格や人件費の上昇などが理由。一連の価格改定は2022年5月以来、4度目となる。看板商品のギョーザ(1人前6個)の店内飲食価格は西日本で297円から319円となり、初めて300円を突破する。 値上げ商品はギョーザや炒飯(チャーハン)、天津飯、焼きそば、酢豚など計13点。値上げ幅(西日本、税別)はギョーザが20円、炒飯や天津飯、焼きそば、鶏の唐揚げ、酢豚、麻婆(マーボー)豆腐などは各50円。「餃子の王将ラーメン」は最大の110円アップとなる。 対象商品はいずれも具材の追加や料理工程の見直しなど改良を加えた。同社は「安全・安心でおいしい料理を楽しんでもらえるよう、商品品質のさらなる向上に努める」としている。 餃子の王将では主力メニューの価格引き上げを昨年10月に実施したが、
意見陳述を終え、報告集会で強制不妊手術への思いを手話で語る野村花子さん(右)と夫の太朗さん=29日、東京都千代田区・衆議院第一議員会館 優生保護法(1948~96年)下で強制不妊手術を受けさせられたのは憲法違反だとして、被害者や配偶者が国家賠償を求めている訴訟を巡り、最高裁大法廷は29日に弁論を開いた。戸倉三郎長官を含む15人の裁判官を前に、大阪、東京、北海道、兵庫、宮城の各訴訟の原告が意見陳述し、癒えることのない悔しさや怒りを打ち明けた。同法の違憲性や国の賠償責任について今夏にも統一判断が示される見通し。2018年以降、全国12地裁・支部に39人が起こした一連の国賠訴訟は、ヤマ場を迎えた。 大阪訴訟原告で聴覚障害のある野村花子さん(70代)=活動名=と夫の太朗さん(80代)=同=は「どうして強制不妊手術を受けさせられないといけなかったのか。ありのままの体でいさせてほしかった」と手話で振り
マキノ東小(滋賀県高島市マキノ町海津)の児童が16、17の両日、カヤックをこいで琵琶湖の自然を体感する「自然教室」に取り組んだ。2日間で学校と同市新旭町藁園の源氏浜の往復33キロをこぎ切った。 自然教室は、地域の自然や古里の良さを学ぼうと2000年から始めた学習活動で、カヤックは05年から地域住民の協力を得て本格的に実施している。今年は5、6年生17人が練習の成果を発揮した。 16日の出発式では、下級生が見守る中、6年の児童(11)が「仲間と協力してこぎ切りましょう」と呼びかけた。さらに5、6年全員が「輝く道へとこぎ進め」と声をそろえて決意表明。午前8時40分、同小前の浜から2人一組のペアで琵琶湖上をこぎ出した。 曇天で風が吹く中、琵琶湖を南下。途中で湿地の見学など環境学習をした後、源氏浜に到着した。いったん帰宅した児童たちは17日、好天に恵まれる中、逆コースの復路に挑戦。熱中症に気を付け
滋賀県が新たな県史の編さんを進める中、ディープな歴史が次々と掘り起こされている。1928(昭和3)年に県内各地の食堂で開かれた「食用蛙(がえる)試食デー」もその一つで、特製のウシガエル料理がコースで振る舞われ、盛況を博したという。催しの背景をひもとくと、湖国の産業史も浮かび上がる。 フロッグスープにフロッグライス、フレッシュフロッグサラダ…。写真や絵はないが、料理名からはカエル(フロッグ)が食材としてふんだんに用いられたことがうかがわれる。 県立公文書館(大津市)に保管されていた試食デーに関する文書には、料理人特製の洋食コース料理を1円50銭(現在の価値で1200円程度)で提供することが記されていた。試食デーには全日程で876人が参加、計266キロのウシガエルが使われた。 試食デーを開いたのは、食用カエルの養殖業発展を目指して同年に結成された「滋賀県養蛙(ようあ)組合」。県で養殖が広がる中
滋賀県草津市消費生活センターは、人気漫画「極主夫道」のキャラクターが悪質な訪問販売や通信販売の消費者被害防止を呼びかけるポスターを制作した。 極主夫道は、同市で幼少期を過ごし、市ゆかりの著名人によるPR集団「KUSATSU BOOSTERS(くさつブースターズ)」のメンバーである漫画家おおのこうすけさんの代表作。伝説の極道が結婚して足を洗い、専業主夫になる物語でテレビドラマ化もされた。 ポスターはA1判で、主人公の龍(たつ)が低価格をうたう悪質商法に「支払う前に相談やでぇ!」と訴えるものと、ネット上で楽して稼げると宣伝する広告に「うまい話に乗るんやないでぇ!」と注意する2種類。市内の中学と高校に配布するほか、ステッカーやチラシを作成して啓発に活用する。 おおのさんは「くれぐれもうまい話怪しい話には気をつけて」とコメントしている。 18日午前11時から、商業施設「エイスクエア」(西渋川1丁目
2013年に58人が死傷した露店爆発事故が起きて以降中止していた花火大会について、京都府福知山市は15日、条件付きで市内の由良川河川敷での再開を容認すると発表した。開催は、公共性の高い団体でつくる実行委員会形式に限定。市は後援の立場で関与し、安全対策の助言・指導を担う。 花火大会の再開について、市の諮問組織が市民アンケート、被害者へのヒアリングなどを経て、4月に提言書を市に提出。市はこの内容を基に方針をまとめた。 市はこの日、主催者に求める条件を示した。花火は当面、事故以前の6千発ではなく2千発程度▽事故が起きた河川敷を禁じるといった露店の出店規制▽雑踏や交通、救護対策での十分な安全確保―などを挙げた。 事故前の花火大会で共催の立場だった市は「主催や共催、実行委への参画は時期尚早」とし、再開では後援にとどまる。 会見で大橋一夫市長は「単なる名義貸しではなく、被害者救済や安全対策で関与してい
死刑執行に関わった過去を振り返る元刑務官の男性。「仕事と割り切るしかなかった」と話した(3月4日、京都市内) 今年、京都アニメーション放火殺人事件や犯行当時19歳の少年が起こした甲府市の放火殺人事件の公判で相次いで死刑判決が言い渡された。命を奪う「究極の刑罰」の執行人は国家公務員の刑務官だが、職務の内実はほとんど知られていない。かつて死刑の執行に携わった元刑務官が取材に応じ、心理的負担や現場の役割を語った。死刑執行人の歴史に詳しい研究者は、刑務官が執行を担う点に疑問を呈している。 「ついに当たったか」。京都府在住の60代男性は元刑務官だ。大阪拘置所に勤務していた2000年代の苦い記憶を忘れない。朝、出勤すると上司に呼ばれ、執行場所である刑場に死刑囚を連行する職務を命じられた。秘密保持が徹底され、事前に執行を知るのは幹部だけだったという。 相手は複数人を殺害した死刑囚の男。独居房に赴いた男性
子どもの交通安全を見守ってきた「飛び出し坊や」の半世紀の歩みを振り返る企画展が、発祥の地・滋賀県東近江市の能登川博物館で開かれている。24体もの実物が一堂に集結するのは珍しく、静かな人気を呼んでいる。 飛び出し坊やは昭和の高度成長時代に多発していた子どもの飛び出しによる事故をなくそうと1973年に市社会福祉協議会の前身組織が地元の久田工芸に依頼し、制作された。今回は誕生50年を機に市観光協会と同館が催した。 会場には看板の元祖「とび太くん」や映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」のメインキャスト2人をイメージしたもの、近江商人風や和装姿など計24体が並ぶ。制作工程や誕生後の出来事を紹介するパネル展示、県内に点在する多彩な100体以上の写真コーナーなどもある。 杉浦隆支館長は「これだけの実物が並ぶのは初。東日本など遠方から来場される熱心なファンもいる」と話す。赤い羽共同募金(500円以上
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