関西日仏学館(京都市左京区吉田泉殿町、TEL 075-761-2105)で1月27日、写真展「10のまなざし、10の日本-フランス人写真家が捉えた日本」が始まった。 日本と深く関わりを持つフランス人写真家10人が撮った日本の写真を集めた同展。音と画像を組み合わせた作品や書籍なども展示する。 クロード・エステーブさんの作品「ウチマタ」は街行く3人の少女の内股の脚を写した。着物文化と結びついているというこのポーズは、内股が「女性らしさ」や「かわいさ」を示すものとして成り立っていることを示しているという。 エリック・レヒシュタイナーさんの作品「シニアークラブ」では、東京の老人クラブがペタンクに興じる姿を切り取った。フロリアン・ルイスさんの「新世界」は、大阪・新世界の住人がアイドルとおぼしき破れた写真を手に取っている。ほかにも日本の弁当に着目し、動物や植物など「異なる味わい」を1つに詰めた「弁当」