京友禅の技法を用いたアロハシャツやカットソーを製造販売する「パゴン」(亀田富染工場)の三条店(京都市中京区富小路東入中之町)で現在、「アマビエ」のパネルが掲げられている。 フラッシュをたくとアマビエが光り輝く アマビエは光り輝く半人半魚の妖怪。海から現れて自らの自身の姿を描き写して人々に見せるよう告げ、姿を消したといわれている。現在SNSを中心にさまざまな人がアマビエの姿を描く「アマビエチャレンジ」が流行している。 パネルは幅90センチ、縦180センチ。アマビエが海から現れたことにちなみ足元には「渦と立波(たつなみ)」柄、アマビエのうろこには長寿や不老不死を願う菊青海波(せいがいは)をあしらった。夜にフラッシュをたいて撮影すると反射箔(はく)が光る仕掛けも施した。アマビエや柄の説明も添えている。 同店でも売り上げが3月には昨年の3割程度に落ち込むなど新型コロナウイルスの影響を受ける中、絹の
五条楽園にあるシェアハウス「bibllion(ビブリオン)高瀬川」(京都市下京区木屋町通正面下る十禅師町)で6月11日、本の文化祭「五条本楽園」が開催される。主催は読書普及団体の「THE 読書ズ」と同シェアハウスを運営する八清(はちせ)を中心とした同実行委員会。 「ビブリオン」外観 ビブリオンは「本と暮らす」をテーマにしたシェアハウス。地上3階建てで延べ床面積は約170平方メートルに個室6部屋と共有LDKを設ける。リビングには「古書ダンデライオン」と「本と紙の店 ホムホム」が選んだ書籍を並べ、毎月50冊程度入れ替えを行う。 イベントでは1階と2階を中心に本の楽しみ方や可能性を探る企画を用意する。1階は「本×人」をテーマに、「MONTAG BOOKSELLERS」(上京区)の宮迫憲彦さんや、本屋プラグ(和歌山市)の三木早也佳さんなど、個人店主らが選ぶ「10冊古本市」「一箱古本市」を開く。本の
初開催となる同イベント。同園では昨年まで「サル温泉」をしていたが、サルの高齢化によりお湯に長く浸かろうとする個体が減ったため、水浴びが好きなゾウ舎にお湯を入れてみるとお湯に入る姿が見られたことから切り替えを決めた。 この日は100トンの水量の入るプールに水と「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館」で沸かした約42度のお湯を加えて「温泉」を用意。普段のプールは4~5度に対し、14度ほどになったという。ゾウ舎から出てきたのはラオス生まれの冬美トンクン、春美カムパート、夏美ブンニュン、秋都トンカムの4頭きょうだい。最初はプールに向かい、リンゴを取ろうと鼻を伸ばすだけで、中に入ろうとはしなかったが、水浴びが好きな夏美ブンニュンが入り出すと、水嫌いの秋都トンカム以外はお湯に入っていった。 夏美ブンニュンが、お湯にざぶんと飛び込んで大きな水しぶきをあげていたほか、じゃれて水の中で春美カムパートが冬美トンク
京都駅前地下街ポルタの「紫野FUKUNAGA」(京都市下京区)と京都市内に3店ある「リプトン」で現在、「父の日ゼリー」を販売している。運営は飲食店業などを手がける「フクナガ」(京都市中京区)。 満杯のビールジョッキのような見た目の同ゼリー。おととしから父の日に合わせて販売をしたところ好評だったため、昨年の日向夏ゼリーからフレーバー新しくして販売している。価格は280円。 今年は産地として知られる京都・水尾産のユズを使用した黄色の透明なゼリーに、レモン風味の泡ゼリーの2層になっている。ふっくらと盛り上がった泡が様子が本物のビールによく似ている。 「さっぱりと仕上げているので、甘いのが苦手なお父さんにもおおすすめ。アルコール分は入っていないので、小さなお子さんでも安心して『乾杯』して楽しんでもらえたら」との紫野FUKUNAGAの内田美穂さん。 営業時間は店舗により異なる。今月19日まで。
ニューヨーク発のブラウニー専門店「ファットウィッチベーカリー」の日本初の路面店「ファットウィッチベーカリージャパン京都受け取り処」(京都市左京区下鴨東半木町)が6月11日、オープンする。運営はリボン食品。 京都受け取り処オリジナルグッズ 同店は、通信販売で予約した商品を受け取る場所として「受け取り処」と名付けられた。スタンダードなブラウニーとキャラメル、ドライチェリーが入った「レッド」など6種類のブラウニーを詰め合わせた「NYオリジナル」(1,836円)などのブラウニー商品は予約販売のみ行う。前日14時までに予約すれば、翌日に商品を受け取ることができる。 京都出店を記念して、ユズや抹茶など、日本の食材を使ったブラウニー4種を詰め合わせた「京都箱・緑」(1,620円)など、同店での受け取りが条件となる限定商品も販売する。 「受け取り処という形態にしたのは行列や品切れなどのストレスなく商品を届
京都府立植物園(京都市左京区下鴨半木町、TEL 075-701-0141)の観覧温室で現在、SF映画「スターウォーズ」のキャラクター「ダースベイダー」に似た花が次々と開花している。 次々と花をつける「温室のダースベーダ―」 ダースベーダーに似ている花は、中米に生息する樹木「アリストロキア・サルバドレンシス」の花。ヘルメットに見える部分はがくで、目に見える部分の上部に雄しべと雌しべがある。 2000年に摂南大学から挿し木苗として譲り受けた若い枝は、大量に発生するナメクジにも負けず、2メートル以上の高さに成長。次々と花を咲かせるまで強くなった。花が咲くと約1週間は保つという。 同園技術課主幹の岡垣勝さんは「最近は、花を見ないことが無いくらいにコンスタントに花を咲かせている。地面に近い飛び出した花茎に花をつけるため、見落としがちになるので気をつけて探してほしい」と呼び掛ける。 入園時間は9時~1
京都市役所前の広場(京都市中京区)の機械式駐輪場2機が12月18日、運用を開始した。指定管理者は京都市都市整備公社(下京区)。 地下11メートルから地上を見上げる(2月11日撮影の同型) 京都駅前に今年2月にオープンした3機の機械式駐輪場に次いで、技研製作所(本社=高知県)の「ECOCYCLE」を採用。深さ11メートルの地下空間に204台を収容する。地上の建屋に設けられたレールに前輪を固定し、入庫ボタンを押すと自動で地下のスペースに保管。平均13秒で出し入れできる。全長や重量、タイヤサイズなどによって利用できない場合もあるため、事前に同駐輪場で車検が必要。現在の寺町臨時自転車駐車場は12月末に閉鎖する。 同日に行われた記念式典では門川大作京都市長が「平成19年度には約8000台だった放置自転車が昨年度は約400台と約20分の1まで減少している。京都駅の駐輪場も大人気と聞いている」とあいさつ
同館で23日まで行われていた本の装丁をテーマにした展示に合わせた同企画。本の修理も行っている同館資料課閲覧担当の中川郁さんが講師を務めた。 イベントでは紙に穴をあけず、表紙と中身を貼り合わせて作る「無線とじ」を紹介。紙束の背をのりで固定して花布(はなぎれ)を付けた後、背に「寒冷紗(しゃ)」を固定。表紙と中身を寒冷紗でつなぎ、2つ折りにした見返し紙で固定する。参加者はゴムはけを使い、のりをのばしたり、表紙と見返し紙の間に数ミリの「ちり」を残して貼り付けたりして手作りの本を1時間ほどで完成させた。 参加者からは「寒冷紗やゴムはけはどこに売っている?」などの質問が寄せられ、中川さんは、ガーゼや木工ボンドなどでも代用ができるのでぜひ挑戦してもらいたいと答えていた。 参加者の一人、門脇邦夫さんは「なかなか難しかったが、本の構成がわかったので、随分前からためている日記も自分でとじられるかもしれない」と
岡崎にある「みやこめっせ」(京都市左京区岡崎円勝寺町)で12月12日・13日、生物をテーマとしたイベント「いきもにあ」が行われた。 オオゴマダラの羽化の様子 初開催となった同イベントの会場には、昆虫や微生物、菌類などの生物をモチーフとしたTシャツやバッグ、ブローチやピアスなどのアクセサリーなどを扱うブースが約160出店。開場直後に入場制限が掛かるほどの盛況となった。ハリガネムシ博士の佐藤拓哉さんや、クマムシ博士の堀川大樹さんの講演も行われ、会場からも活発に質問が飛び交った。 代表で切り絵作家のいわたまいこさんは「生き物が『かわいい』だけでなく、知的好奇心を満たすこともイベントの重要なテーマ。参加する人には、さまざまな生物に出合ってほしくて、ジャンル別にブースを配置しなかった」と話す。今後はギャラリーなど小規模な場所での開催も考えていきたいという。 「箱庭動物園」を主宰するイラストレーターで
南禅寺近くの京都市国際交流会館(京都市左京区粟田口鳥居町、TEL 075-752-3010)で12月1、アラビア書道の展示会が始まった。主催は日本アラビア書道協会。 五郎丸選手の名前 アラビア書道は、西暦650年ごろに成立したコーランを正しく正確に伝える必要から整理された言語体系を基礎とし、オスマン・トルコ時代に発展。現在でもイスタンブールが中心地となっている。竹などを削ったペンを使って、右から左に書く。毛筆の書道とは異なり、かすれやにじみは良しとせず、デザイン性の高い文字が特徴。時代や地域、用途によってさまざまな書体が用いられるが日本ではコーランに使われている「ナスヒー書体」、曲線が特徴的な「スルス書体」が使われることが多いという。 日本には1970年代に日本に紹介され、20数年前にアラビア書道家で大東文化大学教授の本田孝一さんが教室を開講。全国7都道府県・17カ所に展開し、約300人の
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