―New York times― ごく近い将来、ラブドールはその本来の機能に加えて会話や情報交換も楽しめるといった、ヴァーチャルアシスタントとしての機能をもつようになるかもしれません。 こうしたいわば「スマートドール」の開発を行っているのは、米リアルドール社のマット・マクマレン。「リアルボティックス(Realbotix)」と名付けたプロジェクトで彼が目指しているのは、究極的には自ら思考するラブドールです。 1996年にガレージで造り始めたというマクマレンのリアルドールは、1体5,000ドルから10,000ドルながら、皮膚や髪の色を個別にオーダーする顧客のニーズに応え、これまでに5,000体以上も販売されてきました。いまもカリフォルニアのサンマルコスでドール制作に携わる彼は、プロジェクトチームを編成、開発にあたっています。マクマレン氏によるとドールの頭部に人工知能を組み込んで、まばたきや口の