なぜ、セックスワーカーが差別されるのか。なぜ、法によってセックスワークを規制するのか。 どうしたら人権侵害をなくせるのか。より良い支援のためには、なにが必要なのか・・・ 性風俗や性売買にまつわるステレオタイプをくつがえし、当事者視点で大胆に問いを立て直す。 セックスワーカー当事者と研究者・支援者・ライターたちが協働で書き上げた、性と人権を学ぶ人に必携の一冊。 世間ではあまり知られていない、セクシュアルマイノリティのセックスワークについての記述も多数。 日本の性風俗年表、性風俗産業構成表など、巻末付録も充実! はじめに 第0章 セックスワークという言葉を獲得するまで ―1990年代当事者活動のスケッチ/ブブ・ド・ラ・マドレーヌ ▼第1部 社会の中のセックスワーク 第1章 誰が問いを立てるのか ―セックスワーク問題のリテラシー/要友紀子 第2章 セックスワーカーとは誰のことか ―社会の想定から