Chapter1 8月14日金曜日の仕事を定時で切り上げて帰宅した私はすぐに、一週間分のワイシャツを抱えてクリーニング屋に駆け込んで、先週分のワイシャツを受け取って再度帰宅し、そのまま芋焼酎をストレートでガブガブ飲んで眠りについた。目が覚めると翌日8月15日土曜日未明の1時34分。支度をして、山下公園に向かう。支度に想定以上の時間がかかり、また忘れ物を取りに戻ったりして、結局スタートをきったのは、午前3時23分。まずい。このままでは、間に合わない。 金曜深夜、土曜日未明の山下公園はしかし、信じられないほどの数のカップルとホームレスとでごった返していた。一定間隔おきに設置された膝枕にうってつけの長椅子には、ホームレス、カップル、ホームレス、カップル、カップル、カップル、ホームレス、カップル、ホームレス・・・自分は、どちらかというと、どっち寄りなんだろうか・・・そんなことを考えつつも、(そんな
GDPが上昇に転じて、麻生首相は「景気が底を打ったのは自民党のおかげだ」と自慢しているが、日銀は慎重に見ているようだ。水野温氏審議委員によれば、日本の潜在成長率が、われわれが思っていたより下がっているかもしれないという話をした。マイナスのギャップが存在して、それが縮まるペースが鈍いということを考えれば、当然、2010年度から11年度にかけて、マイナス幅の縮小が緩慢であるということはいえると思う。「マイナスの需給ギャップ」というのは奇異に聞こえるだろうが、理論的にはありうる。以前、アゴラに書いた記事の図をコピーすると、次のように潜在成長率が大きく下方屈折してY"になり、実際の成長率がYのようになっているとすると、自然水準(潜在GDP)に到達するためには、今より成長率が下がる必要があるのだ。 政府の「景気対策」は、潜在成長率Y'が変わらず、GDPギャップΔYがプラスだということを前提にしてい
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