「引退」がささやかれても、なぜハンカチ王子はたまに結果を出すのか:赤坂8丁目発 スポーツ246(1/4 ページ) ある意味で「スゴい」と認めざるを得ない。日本ハム、斎藤佑樹投手のことだ。入団以来、ブレイクすることなく何度も「引退」がささやかれながら、なぜたまに結果を出すのか。 ある意味で「スゴい」と認めざるを得ない。北海道日本ハムファイターズ(以下、日本ハム)、斎藤佑樹投手のことだ。 今季4度目の先発登板となった6月14日の中日戦(場所:ナゴヤドーム)。いきなり初回に4安打4失点で試合をぶち壊しかけたが、その後は見違えるような快投を見せて2回以降の4イニングは1人の走者も許さなかった。 シーソーゲームの様相を呈した試合は延長12回の死闘の末に勝利。5回を投げて立ち上がりの4失点のみに抑えながら自分の投球リズムも呼び戻した斎藤の力投こそが、チームに執念の勝利を呼び込んだと評しても決して過言で