政府は経済政策として投資環境を改革し、個人の金融資産を「貯蓄から投資」にシフトさせる実行計画案をまとめましたが、「投資に回す貯蓄がない」という人が34%であることがこの土日に行ったJNNの世論調査で分かり…
「国全体をつくり替えるくらいのつもりで取り組んでほしい」。2021年9月1日、デジタル庁の発足式で菅義偉前首相はこう発破をかけた。そこから9カ月、早くも3つの課題が生じている。「システムトラブルが止まらない」「『オープン・透明』に黄色信号」「自治体システム標準化に遅れ」――だ。それぞれ見ていこう。 課題1 システムトラブルが止まらない 課題の1つ目はデジタル庁が運用するシステムのトラブルが相次いでいることだ。2021年11月から2022年4月にかけて、システムの不具合による利用者の個人情報漏洩のほか、メール誤送信による利用者のメールアドレス流出などが5件あった。 行政のデジタル化が進むにつれ、運用するシステムの影響も大きくなる。地方自治体や中央省庁が利用する「ガバメントクラウド」の稼働とその利用拡大を控えるなか、発足半年あまりのデジタル庁のシステム運用体制に早くも不安の声が上がっている。
お酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて進化してきた お酒が弱くなった“進化”は、感染症の予防と関係がある 日本人は乾燥した耳垢の人が多いのも“進化”? お酒に関するトラブルが世間を騒がせているが、こんな興味深い研究があるのをご存知だろうか。 日本人の遺伝情報を調べたところ、お酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて進化してきたことが、理化学研究所などの分析で分かったという。 詳しい原因は不明だが、アルコールに弱い体質が“何らかの理由”で環境への適応に有利に働いたとみられるという。 日本人がお酒に弱い体質の人が増えるよう進化した“何らかの理由”とは何なのか? お酒が飲めない「下戸遺伝子」の研究を行っている、北里大学の太田博樹准教授に話を聞いた。 お酒に弱い遺伝子を持つのは東アジア人 ーー日本人がお酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて進化した。これにはどのような理由が考えられますか?
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